そもそも何故、金属アレルギーって何?
金属アレルギーは、年々増加しているといわれており、今後も増加していく見込みです。
そもそも、金属アレルギーとは何が原因で起こってしまうのでしょうか?
金属そのものが原因ではなく、汗などによって溶けだした金属がたんぱく質と結合した「アレルゲン」が原因となっています。
そのため、汗などに溶けやすい金属ほど、金属アレルギーを引き起こしやすいということになります。
金属アレルギーにならない結婚指輪
【世界でも珍しいレアメタル素材の指輪】
タンタル【Ta】
素材:タンタル(純度99.95%)
デザイン:セミラウンドストレート(ダイヤモンド)
リング幅:サイズ:金額
2.0mm 9号:121,000円~
3.0mm 9号:135,000円~
5.0mm 16号:224,000円~
税込価格
ずっしりとした重量感、酸や摩擦に強く、金属アレルギーに対応した指輪です。無垢のタンタル板材から、くりぬいて制作します。加工が大変な金属ですが、磨き上げたタンタルの指輪は、黒光りした不思議な輝きが魅力です。
ニオブ【Nb】
素材:ニオブ(純度99.87%)
デザイン:フラットストレート(ライン)
リング幅:サイズ:金額
2.0mm:9号 112,000円〜
3.0mm:9号 149,000円〜
5.0mm 16号:155,000円~
税込価格
バルブ金属と呼ばれ、酸やアルカリ、その他温泉や化学薬品によっても腐食することがなく、溶け出したりしないので、金属アレルギーの心配がまったくありません。
ジルコニウム【Zr】
素材:ジルコニウム(純度99.61%)
デザイン:フラットストレート(ライン)
リング幅:サイズ:金額
2.0mm:9号 106,000円〜
3.0mm:9号 112,000円〜
5.0mm 16号:132,000円~
税込価格
ジルコニウムはチタン以上の優れた耐食性を持ちます。ジルコニウム表面に形成される酸化皮膜は、極めて緻密で安定しているため金属の溶出がありません。ですから金属アレルギーの心配がありません。
タンタルの制作工程
タンタルの無垢板材より、リング寸法にレーザーで、くりぬきます。くりぬくときの温度は約4,000度の高温です。リングサイズは、1号から30号までハーフサイズ(0.5号)刻みで対応していますので、お客様のサイズにぴったりのリングが仕上がります。ラ・シュシュが仕入れている、タンタルは純度99.95%です。
タンタルリングを、輪切りにした状態です。4,000度で、くりぬくために、リング表面はが酸化して、さらに固くなってしまいます。リング幅は、2.0mm~5.0mm迄 対応しております。リング厚み、0.8mm~2.0mm迄対応しておりますので、お好きな寸法でお創り致します。
タンタルリングを研磨して、粗削りした状態です。
リングデザインは、「平打ち」「甲丸」「逆甲丸」から、お好きなデザインをお選びください。誕生石を留めたり、文字を入れたりできますのでご相談ください。
LA CHOU CHOUでお創りしております、タンタル指輪は1点1点すべて手作りのため、お客様のご要望に合わせてリング幅やデザイン、指輪のサイズなど自由に選択。制作も1本から承ります。LA CHOU CHOUのタンタルはブラジル産の純度99.95%を使用しております。タンタルの指輪は、黒光りのある魅力的な指輪です。耐食性・耐酸性に優れ、モース硬度10と非常に硬い金属ですので、傷などがつきにくい、メンテナンスフリーの指輪です。重金属アレルギーでお困りのお客様は、ご安心ください。
ニオブの制作工程
ニオブの無垢板材です。寸法を指定して発注しますが海外からの取り寄せのために、ニオブ板材の入手に5週間かかります。指輪サイズにレーザーで切り抜きます。ニオブの融点は2,500度です。
ニオブの板材から、リング状にくりぬいたところです。ニオブリングは、リング幅が 5.0mmと3.0mmと2.0mmがございます。リングの厚みは自由に選択できます。
ニオブリングを研磨して粗削りの状態です。リング表面にラインを入れたり、ダイヤモンドを留めることもできます。
LA CHOU CHOUのニオブは、ブラジル産の純度99.87%を使用。ニオブの無垢板材から、1本1本くりぬいての制作です。納期は、デザインによりますが2週間~4週間となります。金属アレルギーの心配がない金属は、【タンタル・ニオブ・ジルコニウム】、金属アレルギーの心配が少ない金属は、【純金・純プラチナ】です。タンタルに比べて、ニオブ比重が8.56ですので軽く感じます。付け心地良さを追求したプラチナ色の、金属アレルギー対応の指輪です。
ジルコニウムの制作工程
ジルコニウムの無垢円柱材です。材料が円形ですので、リング幅に輪切りにした状態です。リング幅に合わせてレーザーでカットしますので、1.0mm~0.1mm刻みで、自由にリングの幅をお選びいただけます。
ジルコニウムを輪切りにした状態です。5.0mmでカットしました。カットした、ジルコニウムの中心を指輪サイズに合わせてくりぬきますので、0.5号刻みのハーフサイズでお客様の指にぴったりの指輪が創れます。
リング中心部分をくりぬいたとこ ろです。リング表面を、逆甲丸で削ってゆきます。1本1本、無垢材からの手作りリングですので、デザイン等はご相談ください。
LA CHOU
CHOUのジルコニウムは無垢円柱材から、1本1本くりぬいての制作です。
ジルコニウムは原子番号40の元素、元素記号は「Zr」比重は6.52、融点は1,852度です。タンタル比重16.65、ニオブ比重8.56ですので、ジルコニウムは、付け心地を感じさせない軽いリングで、付け心地良さを追求したプラチナ色の、金属アレルギー対応の指輪です。
納期は、デザインにより2週間〜4週間となります。金属アレルギーの心配がない金属です。オーストラリア産の純度99.28%のジルコニウムを使用しております。
国内初! タンタル指輪の陽極酸化に成功!!!
陽極酸化の機械です
LA CHOU CHOUでは、ブラジル産のタンタル無垢材を使用して、金属アレルギー対応の結婚指輪を制作しております。最近増え続けている「金属アレルギー対応の指輪はありませんか?」とのお客様のご要望にお応えして、金属アレルギーの心配が一切ない≪タンタル結婚指輪≫を制作しております。さらにカラフルな色合いのタンタル結婚指輪が欲しいとの声に答えまして、タンタル結婚指輪の陽極酸化に取り組むこと1年2か月の歳月をかけてついに、タンタル結婚指輪の陽極酸化に成功しました。陽極酸化とはメッキではありませんので金属アレルギーの方でも心配なくお使いいただけます。
グリーン・レッド・ゴールド・パープル・ブルーなどのカラフルな陽極酸化のタンタルで、世界でたった一組だけの金属アレルギー対応結婚指輪をお創りすることができます。
また陽極酸化ではなく、タンタル独自の黒光りがお好きなお客様へ、ミラー仕上げや艶消し仕上げの≪甲丸リング・平打ちリング・逆甲丸リング・ストレートリング・ウエーヴリング≫などのデザインを豊富にご用意させていただきました。ダイヤモンドを留めることもできますので、ご希望のデザインなどがございましたらご相談ください。
「お客様自身で制作もできる手作りタンタル結婚指輪」or「職人が真心こめて創るフルオーダーのタンタル結婚指輪」。手作りに興味がある・制作するお時間(2~3時間程度)があるお客様は手作りに挑戦してみてはいかがですか?また時間的余裕がない・お二人の休みが合わないお客様はフルオーダーをお勧めしております。お客様に合ったコースをお選びいただけます。
【陽極酸化とは】
陽極酸化皮膜処理は、日本が誇る世界的な技術です。アルミニウムやチタンなどの陽極酸化が一般的ですが、タンタルでの陽極酸化の商品化はLA CHOU
CHOUが国内初です。
電気化学的表面処理が、陽極酸化皮膜処理です。
電解液の中にタンタルを入れ、陽極側にタンタルを挟み、高周波電流を流すと、表面に酸化皮膜が形成されます。電解液の種類や濃度、温度などの条件を色々と組合せることによって、金色・青色・緑色・赤色などの色を出し発色します。
「酸化皮膜の厚さに応じて特定の色の光だけが強められる結果、その色に見える」ということです。
酸化皮膜のついたタンタル指輪に降り注いだ光は、酸化皮膜は無色透明なので一部は屈折して酸化皮膜へ入り、金属タンタルと酸化皮膜の境目で反射して大気中へ出て行き、私たちの目に届きます。この皮膜の厚さを0.1ミクロン(1万分の1ミリメートル)単位で変化させると、光の干渉現象によりタンタル指輪の表面は美しく発色して見えます。
塗装や染色などのように物に色をつけるための成分(色素)を加えることなく、様々な色彩を生み出すことができます。また見る角度によって色が微妙に変化し、他の方法では得られない面白さを持っています。
※1ミクロンは1000分の1ミリメートル
どの色でそれが起こるかは、酸化皮膜の厚さによって異なります。
酸化膜は、表面を完全に覆う透明なバリヤー皮膜で、光の屈折率が大きいことから入射光と反射光が干渉しあって虹のような発色をします。
本当に金属アレルギーが起こりにくいの?
「タンタル・ニオブ・ジルコニム」、というバルブ金属と呼ばれる金属群は非常に安全です。
陽極酸化により、
金属表面がその金属の酸化物の皮膜で一様におおわれて、優れた耐食性を示すため、これらのバルブ金属は人工骨やインプラントなどの医療用素材として使われています。
人工骨はアレルギーだからといって、簡単に外すことはできませんので、バルブ金属が選ばれている訳です。 タンタル・ニオブ・ジルコニウム製品を使って金属アレルギーが発症した例は、いまのところありません。
これらのバルブ金属を使って、制作した婚約指輪&結婚指輪が、金属アレルギー対応の指輪です。「タンタル・ニオブ・ジルコニウム」で、金属アレルギーの心配がない婚約指輪(エンゲージリング)&結婚指輪(マリッジリング)で、金属アレルギーで悩んでいる方の喜びを追及しております。
また、タンタル・ニオブの指輪は、強度も強く、錆びないなど、基本的にはメンテナンス不要の金属アレルギー対応の指輪です。
プラチナやゴールドの指輪との比較は・・・
プラチナの指輪は、プラチナ 950 やプラチナ 900 が一般的です。
プラチナ 900 とは、プラチナ 90%とパラジウムを 10%混ぜることで硬さを出した、プラチ
ナーパラジウム合金です。
金の宝飾品も、銀や銅を混ぜて制作されますので、金と銀と銅の合金です。
18 金の場合は、金の含有量は 75%、その他の金属が
25%含まれております。
金属アレルギー反応を起こしやすい金属は、ニッケル・コバルト・スズ・水銀・パラジウ ム・クロム・鉄・アルミニウム・銅・ルテニウム・プラチナ・イリジウム・銀です。
プラチナ 900
の中に含まれている、金属アレルギーが起こりやすい物質は、パラジウム。
18 金ですと、銅ということになります。