ラシュシュブログ

碓氷安中ライオンズクラブ 第1011回年次例会

富岡総合病院 院長 佐藤尚文 先生

テーマ「想いをつなぐノート」

碓氷安中ライオンズクラブ年次例会で、富岡総合病院の
佐藤院長先生に、安中市内の皆様に今季最後の奉仕活動を
させていただきました。
必ず避けることができない人生の最後についてです!

安中市内の一般の方々が36名とクラブメンバー16名の
合計52名の皆様にお集まりいただきました。

佐藤院長先生は・・・
【自分が年齢を重ね、もしもの時に備えて記載する
「思いをつなぐノート」を紹介。
人生に対する自分の考え方や、希望、大切にしていること、
家族に伝えたいこと、家族に伝えたい想い、
また人生の最終段階にきた時に希望する(または希望しない)
医療やケアについて記載し、あなたの人生観や死生観を、
家族や医療スタッフと共有することが大切です。
そのように一人ひとりの想いを大切にし、
尊重される社会がこれからの日本を変えてゆきます。】
富岡総合病院 佐藤尚文 院長先生

想いをつなぐノートとは・・・

大切な人へ、自分の想いを家族にきちんと伝えておくことが大切である
ことを実感いたしました。自分の考え方や想いを伝えることの大切さ。
現在では、親の死を子供が受容できない人が増えているそうです。
死を避けることはできません。
やはり死にかたを真剣に考えないといけませんね。
人生の最終段階をどのように過ごしたいか?
自分の一番大切な家族に、自分の意思を伝えておくことです。

想いをつなぐノートを、少しだけ紹介します
1、もしもの時に、あなたの代わりになってくれる人について
2、あなたが、生活や暮らしで大切にしていること
3、もしものために伝えておきたいこと
4、もしも介護が必要になったとき
5、病名や病状を伝えることについて
6、人生の最終段階における「いのち」に対する考え方
7、人生の最終段階における医療について
8、人生の最終段階になったとき、延命治療について
9、その他

一人で考えずに、自分にとって大切な人と話し合う。
無理に考える必要はない。考えてみようと思ったときに考えてみる

私たちの意思表示ができなくなった時に
病院はやりたい治療をする。患者にとって本当に良いことかどうかではなく
命を活かすことが目的となっているから。

同じ病気でも、病院や先生が変われば、治療方法は変わる。
自分自身できちんと学び、病院を選択しなければいけないと思う

死にかたは=生きかたである。
延命治療をするか?しないか?よりも、そう思った過程が大切である。
なぜそういう答えが導かれたかを家族と一緒に話し合う時間が大切ですね。

平成29年6月28日に安中市文化センターで公演を開催し
そのが安中市内の髙島屋で、懇親会でした。
ライオンズクラブメンバーと、佐藤院長先生を囲んでの楽しいひと時を
過ごすことができました。

佐藤尚文 院長先生の言葉に次のようなものがありました。
「長らく外科医として、患者の病巣を取り除くことを主に考えて診療してきたが、
医師が対象とすべきは臓器ではなく、人間だと気付いた。
人間は寿命の長さは違っても、だれでも必ず死は来る。
医療とは苦しいものではない。できるだけ苦痛を減らすよう努めるのが本当の医療だ」

佐藤尚文 院長先生の人柄が表れている言葉である。
このような素晴らしい先生が群馬県にいることは大変嬉しいことである。

富岡総合病院 佐藤 院長先生有難うございました。
心から、感謝いたします。
碓氷安中ライオンズクラブ 第1011回 年次例会

今の世の中は、時間に追われた生き方をしている人が多いです。
世の中便利になり、車での移動や新幹線・飛行機など遠方でも早く
移動できるようになりました。
携帯電話やパソコンのおかげで図書館まで足を運ばなくても
簡単に調べることができ時間短縮になっています
料理も冷凍食品が増え、調理器具も進歩し調理時間も短縮されました
しかし・・・
便利になればなるほど物が増え、物が豊かになればなるほど
時間に追われる毎日になっていないでしょうか?
お金で物を買っていると思っていますが、
時間を浪費して物を購入しています
時間を使ってお金をもらっているのですから
必要なものは時間を使って働いて購入します
しかし、必要以上に物を購入するから忙しくなり
一番大切な「時間」をなくし、家族と一緒に朝食や夕食を食べる時間さえ
なくしつつあるのです
【子供と一緒にいられる時間は少ないですよ!!!】
【夫婦が一緒にいる時間も、あっという間に過ぎます!!!】
【親がいつまでも生きていると思っていると何も会話がないまま
 お別れすることとなってしまいますよ!!!】

なので、私は人生時計を作ってみました。
私の人生時計
自分の人生を24時間で、時計に表してみました。
日本人の男性、女性の平均寿命をもとに計算しました。
平均寿命=24時間として表したのです。
わたくし56歳で、午後4時23分です。すでに人生の夕刻です
私の母親は81歳で、午後10時6分でした。深夜12時まで
残りわずかな時間です。
妻は38歳で、午前10時13分でした。まだまだあるな~。

このように平均寿命まで生きる保証はありませんが、
自分の時間の現在地を知ることも大切だと思います。

明日があるさ、あさってがあるさなんて考えている間は
なんにもありゃしない!肝心の今がないんだから」

今を真剣に生きることを考えていると・・・
世の中を幸せにしようと考えるよりも、
本日ご来店くださった、お客様を慶ばせることだけを
考えて仕事に取り組むようになりました。
今いる社員に慶んでもらう。家族、妻や娘に慶んでもらう。
例会時にクラブメンバーや、奉仕活動をしたときに、
その時お会いした人たちに、地域の人に慶んでもらう
日々、この繰り返しではないでしょうか

大きな目標もよいですが、小さな実践が好きです。
ですから、ラ・シュシュは売り上げ目標がありません。

ラ・シュシュは、「お客様が自分で創る手作り指輪」を通じて
社会に貢献してゆきます。
日本の家庭から、夕食時に家族の笑い声が響く家庭が
一件でも増えますように・・・合掌

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彫金師 平尾利政