ライオンズクエスト ワークショップ 333D地区
ライオンズクラブ クエスト委員会
平成29年1月28日~29日と、2日間にわたり群馬県前橋市にあります
群馬県青少年会館で、ライオンズクエストのワークショップが開催されました。
幼稚園の先生・小学校の先生・中学校の先生など、教職員の方々が29名
参加して頂きました。ライオンズクラブのメンバーも6名参加で合計35名。
ライオンズクラブ国際協会333D地区 第1副地区ガバナー 植原宏Lの挨拶から始まりました。
前橋市教育委員会 教育長の佐藤博之さま
渋川市教育委員会 教育長の後藤晃さま
榛東村教育委員会 教育長の阿佐美純さま
の皆様にもご参会いただき、挨拶を賜りました。
333D地区キャビネット幹事の皆様も参加です。
平尾利政と矢嵜風花さんも・・・二人仲良く・・・・。
矢嵜風花さんは、歌を通じて、自殺やいじめ撲滅に貢献しています。
ライオンズクエストなぜ必要? 青少年に必要な力がそこにある!
現代社会では、家族の絆や、地域社会という伝統的ネットワークが弱体化し、青少年がライフスキルを学ぶ機会が急速に減少しています。そのため自分の居場所を持ち、他者と分かち合い、そして互いにつながっていることを実感することがとても難しくなっています。
この問題に対応するためには、青少年の健全な発達を支援し、好ましくない行動や態度を防止する新しい仕組みや教育を充実させ、“行動する能力”を育てることが必要です。
「道徳」や「特別活動」の充実 ライフスキル教育を通して時代に即した道徳的実践力を!
学校にとって生きる力を育てることは重要な教育課題です。そのため「教科」だけではなく、「道徳」や「特別活動」、通してさまざまな“行動する能力”に焦点を当てた教育が行われています。これらの取り組みはライフスキル教育とは呼ばれていませんが、内容はライフスキル教育と幅広い部分で重なっています。
したがって、学校へのライフスキル教育の導入は「道徳」や「特別活動」を充実させ、子どもたちに時代に即した道徳的実践力、すなわち、自己コントロール能力、対人関係能力、社会の一員としての責任感を身につけさせる上で、大きな効果があります。
ライオンズクエストが目指すもの
ライオンズクエストのライフスキル教育プログラムは青少年の健やかな成長と薬物乱用防止への願いからスタートし、総合的な内容に発展したプログラムです。家庭・学校・地域が連携し、安全で安心できる環境のもと、青少年が社会の一員として必要な“ライフスキル”を系統的に身につけることを目指しています。先生にとっては教えやすく、子どもたちは楽しく学べることから、世界各国の学校で採用され、実施されています。
学ぶスキル 人生を豊かにする能力
1:自己規律、責任感、自信の形成
2:他者とのコミュニケーションと協力
3:感情や態度の上手な表現の仕方
4:家族や友人とのよい関係の強化
5:問題解決や健全な意思決定
6:仲間からのよくない誘いや薬物の拒絶
7:批判的思考力
8:目標設定と計画的な実施
9:他者のためにする活動の実施心理社会的学習 (SEL:Social and Emotional Learning)
人間はさまざまな能力を持っていますが、ライフスキルはその中でも重要な 「心理社会的能力」に分類され、世界中でその教育が行われています。ライオンズクエストプログラムは、世界で実施されている心理社会的能力に関する教育プログラムを科学的に評価する団体であるCASEL (Collaborative for Academic, Social, and Emotional Learning)から、その幅広い内容と教育的効果に関して最高ランクの評価を得ています。
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ブログ担当 平尾利政