タングステン指輪(リング)の切断(抜けなくなった)
こんにちは(*^▽^*)
ジュエリー修理&リフォーム&手作り指輪の鶴田です
今回ご紹介するのは、抜けなくなったタングステンリングの切断です!!
タングステン指輪(リング)を、指に無理にはめ込んで数日経過・・・
指がむくんできたため、タングステン指輪(リング)を抜こうと思ったら
抜けなくなってしまったそうです。
埼玉県の川口市より車で約2時間かけてお越しいただきましたお客様です。
川口市内の消防署・貴金属やさんなどいろいろな場所を回りましたが、どこも切断が
出来なかったそうです
それもそのはず。ステンレスリングでも修理可能なのは国内で当店を入れて3件くらいで、
とても修理が難しい素材となっております。
タングステンともなるとステンレスよりも硬い素材なわけなので、切断さえ難しいです。
買うのは安いのですが抜けなくって切断したいとなると
切断不可能のリングですので、注意が必要です
なので、だいたいのお客様が「消防署に行ったけど刃が負けた」などと言います。
しかし、当店ではそんな難しいタングステンでも切断が可能となっております!!
リングと指の間に金属の板材を挟み切断します。
リングが動くと切断しづらくなるため、スタッフがリングを押さえます。
ご来店時にお客様からは「ステンレス」と言われましたが、
切断作業を始めてすぐタングステンだとわかりました!
通常の金・プラチナ・シルバー・ステンレスの場合は切断ができたらこのように
ペンチで挟んでリングを広げて指から取ります。
しかしタングステンの場合はそうはいきません。
とても硬いのでペンチで広げることは不可能です
なので切断したあと、切断部分を広げて、クリームをつけリングを抜きました。
一件落着となりました
が、ここで抜けない場合はリングのもう一カ所を切断します。
無事にリングを指から外すことができました~~
お客様も喜んで頂いたので良かったです
切断時間は、約30分ですが、指が浮腫んでおり痺れていたため
休憩をしながらトータル50分くらいでした
一気にやるとお客様も疲れてしまうので、
3~5分の休憩を取りながらの作業となりました!!
ステンレスの場合ですと切断のお時間は10分程度で終わるので、
大違いです
最終的には、指からタングステン指輪(リング)が外れて
お客様もスッキリしたご様子で帰られました
以上、タングステンリングの切断のご紹介でした
指輪が外れなくて困っているお客様は多くは
・お産のため病院で指輪を外してくれと言われた
・突き指 ・骨折 ・病院でCTを撮る
などの理由が多いですね。
指につけたリングが外れなくなってしまって困っている方
タングステン指輪(リング)や、ステンレス指輪(リング)
プラチナ指輪(リング)、18金指輪(リング)、真鍮指輪(リング)
の切断なら
ラ・シュシュに、お任せください!!!
ジュエリーアドバイザー鶴田
↓↓↓ ステンレスリングの切断 ↓↓↓
ステンレスリング切断風景