結婚指輪の関東でも希少な金属加工手作りで、一生物の想い出と丈夫な指輪を
関東でも希少な結婚指輪の金属加工手作りで、一生物の想い出と丈夫な指輪を
～2024年2月最新情報に加筆修正を行いました～
こんにちは
LA CHOU CHOUスタッフの内田です
この週末は、台風の予報ですが…どうなるのでしょうか…
万が一に備えて、皆さまが無事に週末を過ごされることを願います。
本日ご紹介するのは、当店にて手作り結婚指輪の制作をしてくださった
K様＆H様の制作のご様子です
群馬県多野郡よりお越しいただいたおふたり
プラチナを溶かして、世界にひとつの結婚指輪を創っていきます。
金属を溶かして、１点１点加工していく創り方を金属加工と言います。
この創り方、江戸時代から続いている製造方法なのですが、
現代では職人の減少により、希少な製造方法となっています
まずは、プラチナを溶かしていきます。
プラチナの溶ける温度は、約２０００度
火を当てること約３分…すべての金属が溶け、ひとつになりました。
丸く固まったプラチナを、叩いて四角くしていきます
金属は、叩いたり、力が加わるほど、固くて丈夫になっていきます。
「スピード」「安さ」重視の現代では、金属加工は非効率的なため
大量生産のできるワックス加工が一般的になっていますが
強度や、品質の良さでは、金属加工には、かないません。
四角く加工したプラチナを、ローラーを使い伸ばしていきます。
指輪を創るために、さまざまな仕組みを組み合わせて
この機会を創った先人にも、感嘆します…。
力が加わって固くなった金属に、力を加え続けることは
ひび割れの原因となってしまいます。
プラチナが溶けてしまう直前まで、熱を加え、柔らかくしながら加工をしていきます
もちろんこの作業もお客様にしていただきますよ
丸い塊だったプラチナが、だんだん伸びてきましたね
このプラチナ１本でおふたり分の材料なので、
ここでいったん半分にカットします
カットしたあと、さらにローラーを使い伸ばして…
こんなに、長くなりました
お互いの指輪を交換して、心を込めて創っていきます
加工の山場
指輪の形に丸めます
自分の指を叩かないように気を付けてくださいね
おふたりとも、綺麗に丸めることができました
指輪を創るのが初めての方にも、安心して楽しく制作していただけるように
日々、工具の改良や発明を行っています
なので、当店にはほかのお店ではないような工具がたくさん
溶接前の指輪です
もちろんおふたりは、今までに指輪を創ったことはありませんが
職人さながらのクオリティです
当店の彫金師が溶接したリングがこちら
ベテラン彫金師が加工しますので、溶接時間なんと２本で１５分！！
溶接中お客様には、お昼の休憩
大人気ベーグルをご用意しております
午後は、仕上げ工程です
機械を使って指輪を磨いていきます
磨き終わったあとは、最終仕上げ
指輪の表面をハンマーでたたいて、槌目加工を施していきます
この加工は、使用するハンマーと力加減で模様が変わるので
”同じもの”は作れません。
おふたりで創った、世界にひとつの結婚指輪が完成
K様は、市販の結婚指輪では、なかなかない５㎜幅がかっこいいプラチナリングに
H様は、槌目加工が角度によってキラキラ光る素敵なリングになりました。
指輪には、プラチナ９００を使用
プラチナは金に比べて、傷が付きやすいですが
金属加工で創っておりますので、
簡単には曲がりません！！
指輪の内側には、おふたり直筆の刻印を刻みました。
これはレーザー刻印という方法で、お客様に紙で文字やイラストを描いていただき、それをレーザーで刻印します。
愛情たっぷりの、この世の中にふたつとない、一生物の結婚指輪が出来上がりました。
きっとどんな時も、この結婚指輪がおふたりを見守り励まし
幸せへ導いてくれます
当店では、現代において忘れられがちな「こころ」に重きを置き
そんな現代だからこそ「こころ」「いのち」を刻んだお品物を
お客様自身に制作していただきたい！と考えております。
デザインや、ご予算のご相談は無料です
ぜひ、お気軽にご来店・お問い合わせくださいませ
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群馬県高崎市上並榎町７３－３ LA CHOU CHOU（ラ・シュシュ）
ｂｌｏｇ更新 内田
