ラシュシュブログ

ラ・シュシュが大切にしていること 《地域を守る スタッフを守る 大切なジュエリーを守る》

現在、ラ・シュシュには全国からジュエリーの修理・リフォーム・制作について、たくさんのお問い合わせをいただいております

本当にありがたいことですが、現在は1日に対応できる件数を大幅に超えるお問い合わせがあり、その日のうちにお返事ができないお客様もいらっしゃいます

私たちは現在、6名のスタッフで仕事をしています

忙しいのであれば、人を増やし、もっとたくさんの仕事を受ければいいのではないか

商売だけを考えれば、それも一つの方法なのかもしれません

しかし、私たちはこれ以上お店を大きくすることを望んでいません

今いる6名のスタッフがきちんと働き、きちんと給料を受け取り、それぞれの生活を大切にできること

それで十分だと考えています

ジュエリーの基本は「対面」だと思っています

ジュエリーの修理は、本来とても人間的な仕事です

お客様とお会いして、お品物を一緒に見ながら

「ここが切れてしまった」
「サイズが合わなくなった」
「この石を残したい」
「この指輪にはこんな思い出がある」

そんなお話を伺いながら、ジュエリーコーディネーターやクラフトマンが状態を確認し、どんな修理ができるのかをご説明する

私たちは、これがジュエリー修理の基本だと思っています

そのため、一般的なサイズ直しやチェーン切れなど、お近くのジュエリー店で対応できる修理であれば、まずは地元のお店へ相談してみてください

わざわざ遠方からラ・シュシュへ宅配便で送る必要はないと思っています

地元のお店へ足を運び、目の前で品物を見てもらい、直接話をする

そのほうがお客様にとって安心ですし、お店との信頼関係も生まれます

そして地域のジュエリー店に仕事が残ります

ラ・シュシュだけに全国から仕事を集めることが、良いことだとは考えていません

地域には地域のお店があり、そこで働く人がいて、そのご家族の生活があります

私たちは、地域のジュエリー店と仕事を奪い合うのではなく、それぞれが必要とされる仕事をすることが大切だと思っています

《それでも困ったときには、私たちを頼ってください》

一方で、私たちがお役に立てる仕事があります

・購入したお店で断られてしまった

・地元のジュエリー店を何軒か回ったけれど修理できなかった

・メーカーでも対応してもらえなかった

・特殊な素材や構造のため、どこへ相談しても断られてしまった

そんなときは、遠方であってもぜひラ・シュシュへご相談ください

私たちは、そういう仕事こそ喜んでお受けしたいと思っています

ブシュロンやシャネルなど、特殊な構造やデザインのため一般的にはサイズ直しが難しいリングについても、これまで数多くご相談をいただいてきました

指輪は長い年月身につけていれば、いつかサイズが合わなくなることがあります

「大切な結婚指輪だから、どうしても使い続けたい」

そんな思いで困っている方のお役に立つことは、私たちがこの仕事を続けている理由の一つです

《私たちが本当に残したいもの》

ジュエリーには、金額では測れないものがあります

以前、亡くなられた息子さんが大切に使っていた喜平ネックレスをお預かりしたことがあります

そのネックレスを溶かし、残されたご家族3人の指輪へ作り直しました

3人がそれぞれ身につけることで、一つだったジュエリーが家族の中で生き続けています

また、お父様が亡くなられたご家族から、お父様がお母様へ贈った婚約指輪をお預かりしたこともあります

ダイヤモンドはお母様がペンダントとして身につけ、残った指輪の貴金属を溶かして、2人の娘さんの指輪へ作り直しました

亡くなられた大切な方の指輪を溶かし、新しい指輪を制作して、その中にご遺骨を納めたこともあります

こうした仕事は、単なる「修理」や「加工」ではありません

《大切な人との思い出を、次の形へつなぐ仕事》

私たちはそう考えています

だからこそ、一つ一つの仕事にきちんと時間を使いたいのです

お電話でのお見積りを行わない理由

現在、お電話でのお問い合わせが非常に増えています

しかし、ジュエリーは実際のお品物を確認しなければ、加工方法も金額も判断できないことがほとんどです

そのため、お電話で加工料金やお見積りをお伝えすることは行っておりません

ご来店いただくか、まずはLINEからお問い合わせください

また、LINEでご案内している内容について、繰り返しお電話をいただくことがあります

一件のお電話に10分、15分とかかれば、その間スタッフは目の前の仕事を止めなければなりません

それが一日に何件も重なれば、修理や制作、お品物の確認、そして他のお客様へのご返信ができなくなってしまいます

私たちには残業を前提として仕事をするという考えはありません

限られた営業時間の中で、6名のスタッフが責任を持って仕事をしています

どうかご理解いただけましたら幸いです

お客様を大切にすることと、スタッフを大切にすること

私たちは、お客様からお預かりしたジュエリーをとても大切にしています

それと同じように、一緒に働いているスタッフも大切にしたいと思っています

お客様から強い言葉を受け、落ち込み、涙を流したスタッフもいました

お客様を大切にするために、スタッフが傷ついても仕方がないとは、私たちは考えていません

スタッフも一人の人間です

家族があり、生活があり、仕事を終えればそれぞれの日常があります

《お客様の大切なジュエリーを守るためには、それを扱うスタッフも守らなければならない》

それがラ・シュシュの考えです

すべてのお客様のご依頼を受けることはできません

すべてのお問い合わせに、その日のうちにお返事することもできません

だからこそ、私たちは自分たちが責任を持てる範囲の仕事を、一つ一つ丁寧に続けていきたいと思っています

《地域を守ること》

《一緒に働くスタッフを守ること》

《お客様からお預かりした大切なジュエリーを守ること》

この三つを大切にしながら、ラ・シュシュはこれからもジュエリーと向き合っていきます

私たちの考え方や、思いを書かせていただきました

まずは簡単な修理なら地元のお店をお勧めしております