薬物乱用防止教室を安中市立第二中学校で開催「幸せとは人のために、今を生きること」
薬物乱用防止教室を開催
令和2年度、2校目の薬物乱用防止教室の開催です。
今年度は、新型コロナウイルスの感染防止対策で開催校は減っておりますが、
依頼があれば開催しております。
地元、安中市立第二中学校で薬物乱用防止教室を10月9日に開催しました。
わたくしと、保健所の担当者と2名で参加しました。
新型コロナウイルス感染防止のため、DVDでの動画を見てもらい、
補足説明でパワーポイントを使いました。
薬物は遠い存在と思っている方が多いですが、身近な薬物について説明しました。
近年は、10代の風邪薬や咳止め薬の乱用が増えております。
中学1年生を対象に薬物乱用防止教室を開催。1年生は180名です。
違法薬物では、近年10代の大麻検挙者数が増えています。
また10代の市販薬の乱用を多くなっています。
コンビニ等で売られているエナジードリンクなども飲まないように伝えています。
正しい知識で、正しい判断をし、幸せな人生を歩んでもらいたいとの想いで
取り組んでいます。
親から認めてもらえずに、学校でも居場所がない子供たちが増えています。
この子たちが、居場所を求めてお酒やタバコに手を出し・・・そして大麻などに
染まっていきます。
悪いことだと分かっていても、自分の居場所がそこにあるのであれば、
悪い仲間であっても、自分の居場所が欲しいから手を出してしまいます。
わたくしは、正しい判断が出来る大人になってほしいために奉仕活動で
薬物乱用防止教室を開催しています。
正しい判断が出来るようになるためには・・・
①人の役に立つこと
仕事であれば、売り上げ達成のために働く人はお金の奴隷となっています。
お金儲けが目的なら売春でも詐欺でも良いわけです。
LA CHOU CHOUは売上目標をなくして、お客様の慶びの追及を目指しています。
こどもたちなら、仕事はしていませんので、ご両親や祖父母、兄弟に喜んでもらう。
洗い物をしたり、靴を揃えたり・・・
学校では先生や友達に喜んでもらえることをすることです。
人に優しくすれば必ず喜んでもらえます。
②変えられるものを変える努力をすること
親や先生や友達の行動や言葉や考え方を変えさせようと思っても無理です。
他人を変えることはできません。わたくしも妻がおりますが妻の考え方や行動を
変えることはできません。
他人は変えられないが、自分が変わることは可能です。
昨日は変えることができませんが、明日どう生きるかは変えることは可能です。
身近な方が無くなると悲しものです。涙が止まりませんし何もする気になれません。
しかし、死は受け入れるしかありません。
変えられることは努力して変えてゆく。変えられないことに力を注がないで受け入れる
事が大切です。
③夢や未来は必要ない。今を生きること
おおきくなったら何になりたいとか、将来の夢とか言わせたり書かせたりします。
子供たちは職業を書きます。スポーツ選手になりたい。ユーチューバーになりたい。
学校の先生も人気の職業ですね。
どのような仕事がしたいかが分かってくれば、その仕事をするために必要なスキルは何か
考えて、これからの方向性を決めていくというものですが・・・。
しかし、わたくしは反対です。
未来ばかり追っかけても、肝心な今がないのです。
100人の小学生に1~3人程度ですが「人の役に立ちたい」と答える子供たちが
います。わたくしは涙が出るくらい嬉しくなります。魂が震えます。
このような子供たちが世の中に増えてくれたら、未来の職業なんか関係ありません。
無料の奉仕活動を通じて見えてきたものがたくさんあります。
一番は、人様のためにと思って取り組んでいた様々な奉仕活動は実は・・・
自分が幸せになるためだったと気が付きました。
人の役に立つことや、人様に慶ばれる仕事をしていると・・・・
家庭では家族に喜ばれることをしていると妻や子供が笑顔になり、
家庭での居心地がよくなる。
仕事では、お客様や社員に喜ばれることをしていると、笑顔や感謝を頂き、
自分が元気になる
人のために、人の役にたとうと思って取り組んでいたことが、実は・・・
自分のためだったのです。
多くの人を慶ばせるのではなく、いま目の前にいる人を慶ばせることが、
今日、出会った人を慶ばせることが、自分が幸せに生きる道でした。
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ブログ担当 彫金師 平尾