弁当の日 ぐんま応援団
子供が創る 弁当の日
11/9午後3時より、弁当の日の講演会が松井田町文化会館で開催されました。安中市PTA連合会の主催で200名の参加を頂きました。弁当の日ぐんま応援団は過去4年間、群馬県内に弁当の日を、各小中学校に導入する目的で、香川県の竹下先生をお呼びして取り組んでまいりましたが、予算の関係などがあり今回で最後の講演となりました。なぜ、子供に弁当を創らせるのか・・・
生きる歓びを 親子で共有
弁当の日を、我が家に導入したのは3年前です。妻が、長女に包丁をプレゼントしたのが始まりです。5歳の娘は嬉しそうな顔をして、御勝手を手伝い始めました。最初は遊び半分でしたが・・・今では、お米をといでガス炊飯器で上手に炊けるようになりました。私は、年間で260日くらい お弁当を持参しております。5歳の娘が初めて・・・初めて娘が創った弁当がこちらです・・・
昼食の時間が待ち遠しくて・・・会社の休憩室で・・・涙を流しながら食べた弁当です。作りての、子供の命が和えてある弁当です。嬉しくて・嬉しくて、この時から、娘を見る目がかっわたと思います。今までは、親の基準で褒めていた私でしたが。
一人の人間として、娘を認める生き方に変わった。
娘よ・・・ありがとう。
安中市内で第1回目の実践日
子だもたちだけで創ったお弁当です。親は一切手伝わない、もちろん口も出さない。親がそばにいると、ついつい余計なことを言ってしまう。子供のやる気を、無くしてしまうのです。
子供たちだけで創った弁当を、親は感激して食べていました。子供の自信にあふれた笑顔と、才能の素晴らしさを感じさせて頂いた1日となりました。
弁当の日、第一歩が5人の子供たちからスタートした記念の写真です。
仕事の疲れも すっ飛んでしまう 摩訶不思議な夕食
我が家の夕食時の、一コマです。子供が一人で創った、夕飯です。
メモが添えられていた・・・と、いうより、のっかていました。
有難い・有難い・感謝感激です。
お母さんに余裕がないと、子供を御勝手に立たせることは難しいでしょう。共働きで、疲れて帰ってきた、お母さんは洗濯物や夕食の用意で大忙しです。そこに、遊び半分の子供が手伝うなんて・・・。
また、いまは若い夫婦でもマイホームが立てやすくなった時代です。新しい、ピカピカのキッチンを汚されるのは、気持ちいい事ではありません。しかし・・・
勉強さえしていたらいいのでしょうか。テレビさえ見させておいたら静かだからと、それでいいのでしょうか?
もちろん勉強は大切です。勉強ができれば人生を楽しく生き抜いてゆけるのでしょうか。
料理を通じて、子供たちが作った料理を食べた親が喜ぶ姿を見て、子供は変わってゆきます。一人の人間として認められたと感じるのです。お金にならなくても、人が喜んでくれることに生きる歓びを感じるのです。お金にならないことは一切しない大人たちが増えています。料理人のAさんは、決して家庭では料理をしません。なぜかと聞いてみたら・・・自宅で料理作ってもお金にならないから・・・。そんな時代が来ているのです。
だから・・・。
安中市内に、群馬県に、日本に・・・
笑い声があふれる、家族団欒な家庭が増え、夕闇の暗さや寒さを吹き飛ばしてしまうような
親子の楽しい声が響く、あったかな地域になってほしい。そのために、弁当の日を広めていきます。
ご興味がある方、ご協力いただける方がおりましたら 当店 ラ・シュシュ 平尾までご連絡ください。