世界のアンティークミシン ミシン博物館 高崎LA CHOU CHOU
世界のアンティークミシン ミシン博物館
LA CHOU CHOU ミシン博物館へ ようこそ
魅力あるアンティークミシンをご紹介させて頂きます
弊社所有の素敵なミシンをご紹介させて頂きます
弊社では、アンティークミシンの修復加工や修理を得意としておりますのでお気軽にご相談ください
アンティークミシンは、「足踏み式ミシン」と「手回し式ミシン」の2パターンに分かれます
こちらは国内メーカー、日本のミシン ブラザーミシンの電動ポータブルミシンです
国内ミシンメーカーは、アンティークミシンの場合は足踏みミシンが圧倒的に多いですね
木箱に入った国内メーカーの電動ミシンは珍しいタイプです
モーターもフットコントローラーも黒の鉄製です
もちろん分解掃除をして綺麗に縫えるようにしました
アンティークミシンですが実は、「足踏みミシン」と「手回しミシン」を兼ね備えた優れものもあります
こちらのミシンは大変珍しいタイプの足踏み&ポータブル兼用ミシンです
マホガニーを贅沢に使用し、取っ手は金色の豪華飾りが施されており、ミシン本体もエレベーター式に
キャビネットの中を上下します
色々なからくりが施されている貴重なシンガーミシンです
1903年スコットランド工場で生産されました
収納する場合は、ミシン本体を真下に移動させます
仕掛けを解除すると、ポータブル部分が外れます
手回しミシンとして使用できます
アンティークミシンではありませんが、こちらも大変珍しいミシン用サイドテーブルです
オーク材で作られた豪華なサイドテーブルで、取っ手の飾りも1903年式のミシンと同じタイプを使用
しています
正確な製造年度は不明ですが、1910年ころと思われます
取っ手の飾りが1か所紛失しておりますので、成分分析し同じ素材で制作しました
飾り部分と、ネジのオスメス、取っ手を制作しました
当時の豪華さが蘇ります
30年以上、アンティークミシンの修理修復加工をしておりますが、サイドテーブルは初めて見ました
国内ミシンに戻ります
パインミシン「100種30型」が重要科学技術史資料に登録
2023年、パインミシン「100種30型」が、独立行政法人国立科学博物館により、
重要科学技術史資料に選定されました
パインミシンとは、ジャノメミシンの前身です
当時、国産ではミシンと言えばジャノメです
1921年(大正10年)パイン製作所を設立
1935年(昭和10年)に帝国ミシンに社名変更し、商品名を「ジャノメ」として販売
「ジャノメ」は漢字で表記すると「蛇の目」です
舶来ミシンが全盛の時代に、国産品に外国名をつけてごまかすものが多かった時代、
しかし正真正銘の国産ミシンだという誇りを掲げて「蛇の目」という日本名にこだわった
ミシンなのです
国内では有名な「蛇の目ミシン」 ジャノメミシン電動ポータブルタイプです
フットコントローラーと電源ソケットのみ、現在の物に交換しました
ワイドテーブルをつけて使いやすさを追求しました
ワイドテーブルは2つ折りになり、ポータブルのカバー内に収納できるようになっています
「THE JANOME SEWING MACHINE CO,LTD」とボディーに記載されています
国内ミシンメーカーは、昭和初期には たくさん存在していました
三菱ミシン・・・
日立ミシン・・・
セイコー社ミシン・・・
他にも、福助ミシンや、地元群馬県では赤城ミシンなど多数のミシンメーカーが存在していました
アンティークミシンといえばやはり「シンガーミシン」が有名です
シンガーニューファミリー 1875年 エリザベスポート工場
シンガーニューファミリー 中国モデル
大変珍しい中国仕様の手回しミシンです 国内にはこの機種1台のみと思われます
1906年 クライドバンク工場
1916年 エリザベスポート工場
1908年 クライドバンク工場
両袖2段ずつの豪華仕様のミシンです
こちらの取っ手も、最初にご紹介した1903年のシンガーミシンと同じ取っ手を使用しています
が、キャビネットの豪華さが違います
こちらは、足踏みミシン シンガー工業用です
家庭用のミシンより、一回り大きいサイズに作られています
片袖2段タイプになります
バイオリン型 シンガーミシン 工業用
釜はシャトルです
シンガーミシン電動ポータブルミシン
当時のモーターと配線を修理し使えるようにしました
フットコントローラーではなく、手前右にあるレバーで動きます
現在でいうと、職業ミシンの抑えレバーを右足で動かす構造と同じです
この当時に、この仕様は凄い
さすがシンガーミシン
1913年 スコットランド工場製造のシンガー手回しミシン
シンガーミシン以外の、アンティークミシン
釜はシャトル
HARRIS-S
JONESミシン
水平前回転釜を使用
FRISTER&ROSSMANNミシン
アンティークミシンの魅力は「デザイン」と「温かみある作り」そして「威厳を感じるスタイル」です
重圧感のある黒いボディーに、木目が活きています
アンティークミシン博物館を高崎市内にオープンする予定です
弊社所有のアンティークミシンは50台以上ありますので、展示できる場所を探しております
アンティークミシンのオーバーホールや制作加工なら、高崎LA CHOU CHOUへ
お任せください
GOLD GOVERN 株式会社
LA CHOU CHOU
群馬県高崎市上並榎町73-3
027-367-8800
10:00~19:00 火曜水曜定休日
アンティークミシン修理部 平尾