錫製の指輪修理

埼玉県羽生市よりお越しいただきましたUさま。
遠路からご来店いただきありがとうございます。
お修理でお持ち込み頂いた指輪は、色々と修理してくれそうなお店を回ってみたが
すべて断られてしまったそうです。
「通常は、金やプラチナでないと直せないと」と言われてしまったそうです。
こちらの指輪は、錫（すず）合金の指輪です。

錫（すず）とは・・・
スズ（錫）やスズ合金は、融点が低く、比較的無害な金属として利用されています。
錫（スズ）と鉛の合金であるはんだや、錫（すず）と銅の合金である青銅が
代表的な錫（すず）合金です。
昔は、食器や日用品に使用されていました。
ヨーロッパでは銀食器についで高級な食器として錫（すず）合金が使われてきました。

２３号の錫（すず）合金の指輪を１５号へサイズダウンします。

表面は黒のいぶしです。

リングを切りました

切ったリングを寄せて、アーク溶接します。

こちらが、LA CHOU CHOUが使用しているアーク溶接機です。
国内での製造はないので、ドイツ製を使用しています。

ヤスリをかけて、リューターで綺麗に磨きます。

錫（すず）合金の指輪、２３号から１５号へサイズダウンしました。

本日、埼玉県羽生市の方へ発送させていただきます。

青銅指輪や真鍮の指輪、ステンレスリング、タンタル指輪など
指輪の修理の事なら　専門店の高崎　LA CHOU CHOUまでお任せください。
東京・千葉・神奈川・埼玉・茨木・栃木・山梨・新潟・長野県など
関東甲信越からのご来店いただけるお客様が増えております。
遠路からのご来店につきましては、彫金師不在などもありますので
事前にご予約を頂けると有難いです。
特殊な指輪修理などは、受付担当のｊｅｗｅｌｒｙアドバイザーでも
対応はさせていただいておりますのでご予約なしでも受け付けはしております。
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ブログ更新　彫金師　平尾