お母さんの形見の金の指輪2本を溶かして、叩いて作る手作り結婚指輪制作に挑戦!【N様♡S様】
手作り結婚指輪の制作に当店をお選びいただく理由の一つに、「持っている指輪を溶かして使いたい。」という声があります。
お持ちの指輪は金・プラチナ・ダイヤ付き・・・など様々ですが、共通しているのは「誰か」の大切な持ち物だった、ということ。
今回ご紹介するN様♡S様カップルが持ち込んだのは、N様のお母様の形見の指輪2本です。
N様のお母様はお持ち込みの金の指輪をご愛用されていたそうです。お母様の大切にしていた金の指輪を受け継いで、お二人はどんな手作り結婚指輪を作ったのでしょうか?
お母さんの形見の金の指輪2本を溶かして、叩いて作る手作り結婚指輪制作に挑戦!【N様♡S様】
神奈川県川崎市よりお越しのN様♡S様カップル💑
N様のお母様の形見である金の指輪2本を溶かして、自分たちの結婚指輪を「金属加工製法」で作ります。
こちらがお持ち込みの金の指輪です。両方ともK18です。
N様とS様お二人分の結婚指輪を作っても余るくらいのボリュームがあります!
Xの形のような指輪は珍しい金色をしていて、そのお色味をN様はとても気に入っていらっしゃいました✨
出来上がる結婚指輪がどんな色になるのか楽しみですね✨
バーナーでお持ち込みの金の指輪を溶かします。
お母様の大切にしていた指輪の形が変わる瞬間です。
お二人とも「これはやる価値があるね!」「うんうん😊」と溶けていく指輪を眺めておりました。
溶けてひとかたまりになった金(K18)を手に取るN様とS様。
「指輪の時はわからなかったけど、塊になると結構重いんだね。」とN様。
塊になった金はハンマーで叩いて形を整えます。
ハンマーは少し重いので、小柄なS様に代わってN様が頑張ります👍
金の塊の形を整えたらローラーという機械に入れて、時間をかけて長く引き延ばしていきます。
時々バーナーで火をあてて温めながら・・・コツコツとした作業です。
ローラーで金の塊を細長い棒状に伸ばしたら、糸のこぎりを使って、指輪のサイズにあるようにカットします✂
カットした棒状の金を木づちで叩いて指輪状に丸めます。
お二人がお持ち込みになった金は配合が珍しく、少し硬かったよう。
手を叩かないように気を付けながら、棒の端の面同士がつくように丸めていきます🔨
丸めた指輪がこちら!
お母様の金の指輪が溶けて金の塊へ、そしてN様S様お二人が手をかけ時間をかけて、新しい指輪に生まれ変わらせます💖
ここで午前中の制作は以上になります👏お疲れ様でした!
午後は丸めた指輪を磨く作業です。
機械式のヤスリを使って指輪全体の小傷を取り、表面を滑らかに整えます✨
表面をきれいに磨いたら、小ぶりのハンマーを使って表面にハンマーの槌目を入れていきます!
手作り感・クラフト感が出ますし、表面に細かい面が出来ることで光が当たるとキラキラ輝くので、当店人気のデザインです✨
本番の指輪に叩きを入れる前に、サンプルリングを使って職人としっかり練習をしました!
こちらがN様♡S様にお作りいただいた指輪です💕
細かいハンマーの叩きが綺麗に入っていますね!お二人ともよく頑張りました🌸
お母様の指輪の色味を受け継いだ、正真正銘の世界に一つだけの手作り結婚指輪です💕
制作後、N様♡S様より嬉しいお客様の声もいただきました🌟
N様♡S様
この度はお二人の大切なご結婚指輪の制作に当店をお選びいただきまして、誠にありがとうございました!
お母様が大切にしていた金の指輪を溶かしてのご制作、お楽しみいただけましたでしょうか?
お二人が指輪を受け継がれたこと、お母様はきっと嬉しく思っていることでしょう。
お母様の思い出、制作の思い出、そしてお二人のこれからの思い出も刻まれる結婚指輪です。
お二人のご結婚指輪は職人がお預かりして、綺麗に磨きをかけ、内側に刻印をお入れいたします!
完成を楽しみにお待ちくださいませ😊
LA CHOU CHOUブログ担当:ナカザワ