モルガンダラーリング シルバー925(SV925)リングのサイズ直し 宮城県宮城郡からのご依頼 お問い合わせフォームから
こんにちは!ラ・シュシュスタッフの富田です
花粉が凄いですね…!
田舎の方に行くと杉林から、
杉が風で揺れるたびに花粉が噴き出ている様子が見れるくらいです
モルガンダラーリングのサイズダウン加工 ドルコインで作られたリングの修理 宅配便での対応
今回ご紹介するのはモルガンダラーリングのサイズダウン修理の事例です。
モルガンダラーリングというのは、アメリカの通貨である、ドルの硬貨1枚を使って
作られたリングです。
モルガンコインというのは、1878年から1904年にかけてアメリカで創られた、
世界で一番美しいと言われるアメリカの大型の1ドル銀貨です。
ビンテージコインとして、コインのみでも絶大な人気を誇るお品物です。
ドルコインの真ん中に穴をあけ、叩くことでリングの形に成形します。
男性が付けるもの、と思いきやこちらのリングは
ペアリングとして着用されているようです。
こちらのリングもご依頼されたT様の奥様の物だそうです。
男女関係なく好まれるリングですね
今回はこちらのリングを11号から10号へサイズダウンをする加工を行います。
こちらのリングは製法が特殊な為、
リングの形も完全な円筒型ではなく、横から見ると、台形のような形に見えます。
そのため、形の再現も難しく、困難な加工になるリングです。
こちらが加工後のお品物です。
10号へのサイズダウンがきちんとされていますね
加工部分も目立つことなく、自然な仕上がりです
模様がちょうど途切れる箇所を加工致しましたので、
模様のずれなども見られませんね
全面に模様や彫加工がされているリングの場合、
サイズダウンやサイズアップなどの加工をすると、一度切断をしなければならない為、
模様がずれたり、模様がない部分が出来たりしてしまいます。
ハワイアンジュエリーなどは、その典型的な例です。
当店では、そのようなお品物を、
お客様がまたお気に入りとして、加工した跡が気にならないように、
模様復元の加工も行っております。
模様や彫刻が理由で他店で断られてしまったお客様は、ぜひ当店にお問い合わせ下さいね
上から見ても違和感のない仕上がりです
サイズダウンやサイズアップの加工をすると、
真円が出にくいため、少し歪んでしまうことがあります。
こちらのお品物はよく見ても分からないくらいには、綺麗な円が出せていますね
当店では、一見加工が不可能または困難に見えるお品物も、
加工方法をお客様と相談を重ねながら、加工を行います。
模様が複雑であったり、デザインが希少なものでも、
一度当店にお問い合わせ下さい
お待ちしております
❁モルガンダラーリングの作り方❁
モルガンダラーリングの製法で、当店の職人がリングを制作致しました
今回はモルガンコインではなく、日本の旧硬貨である、50銭を使っての
制作です。
ご覧ください
まずは専用の入れ物に硬貨をセットします。
これで中央の部分を指のサイズに合わせてくり抜きます。
右下の入れ物から50銭が顔をのぞかせていますね
こちらがくり抜いた後の様子です。
これを台にあて、叩くことでリングの形に成形します。
これが完成形です
左が加工前、右が加工後の姿になります
こちら、実は当店の職人が制作をするのに要した時間は10分より少ないんです
私も手渡されたとき、驚き過ぎて「すごーい!」しか言えませんでした…
以上、モルガンダラーリングの制作過程でした
【手作り結婚指輪&ジュエリー リフォーム&ジュエリー修理の専門店】
群馬県高崎市上並榎町73-3
LA CHOU CHOU(ラ・シュシュ) blog更新 富田