リングが抜けない😨これって切れるの!?―3連リングの切断とサイズ直し修理例
皆さんこんにちは😙!
本日もLACHOUCHOUブログをご覧いただきありがとうございます🎵
さて、みなさん指輪が抜けなくなって困った経験はございませんか?
当店では週に一人くらいのペースで、「指輪を切って欲しい」という
お客様がご来店されます。
今回お越しいただいたお客様は、K18の3連リングが抜けなくなってしまいました
3本のリングが絡まり重なっているデザインのため、3本分のリングの切断になります。
通常のリングとは大きくデザインが異なるため、切断ができない修理店も多いのです。
リングの切断は専用の器具を使って、お客様の指を傷つけないよう、
細心の注意が払われます。
金やプラチナのリングの場合、お客様が熱や痛みを感じることはほとんどありません。
切ったリングを取り除いた後の手のお写真です
リングが抜けなくなると血行が妨げられますので、このように跡が残ります。
通常、普段通りの生活をしていれば2週間くらいで元に戻り始め、
1カ月もすれば通常時の指に戻ります。
こちらがお預かりしたリングです💍
3色のゴールド(ホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールド)のリングです。
このまま元のサイズにお直ししても、また抜けなくなってしまうので、
今回は元のサイズより2号大きくいたします。
ここで注意なのですが、リングを抜いたばかりの指は、先ほどの写真の指のように、
普段の指の形とは違うため、正確にサイズをお測りすることができません
ですのでサイズ選びの際は、お時間を空けて再来店いただくか、
他の指での着用感を比べながら「おおよそ」のサイズを決めていただきます。
【修理後】
修理が終わった後のリングです。
3本のリングはサイズをそれぞれ2号大きくして、元のデザインに組み直しました。
一度バラバラになってしまったリングでしたが、すっかり元通りに✨
当店のリング切断は、素材に適した器具や強さで、お客様の指だけでなく、
大切なリングへのダメージも最小限になるように行います
例えば・・・
リングが抜けなくなった時、消防署や病院でも対応してくれると聞きます。
しかし、彼らは「リングを外す」ことが目的ですので、
ペンチやリングカッターで、「切れるところ」を切ります。
そのため、デザインに支障を与えるところを切られてしまったり、
切り方が雑で修理箇所が増えってしまったり、
変形させられてしまったりしたケースも見たことがございます
もちろん、緊急性のある場合などは四の五の言ってはおられません
余裕のあるお客様は、ジュエリーのプロにお任せするのもご検討くださいね
LACHOUCHOU ブログ担当/ナカザワ🐏