キャンピングトレーラー アドリアアクション341のブレーキケーブルの交換(part3)
キャンピングトレーラーのワイヤーブレーキケーブルの交換
アドリア アクション341のトレーラーを買取しましたが、
錆などが多かったため徐々に修理しています。
安全第一で運転したいですからね。
微妙にワイヤーの老朽感があるワイヤーケーブルでしたので、
ワイヤーケーブルを外して交換することにしました。
トレーラー側の取付部分を見てみますと、太さ7mmのフックが、しっかりと
カシメられており簡単には外せそうにありません。
彫金師の腕を生かして、電動のリューターにダイヤモンドポンチを付けて切断しました。
2~3分で簡単に切断できましたが、鉄鋸でも着れますが大変な労力となります。
ノギスで切断後のフックを測定、7.05mmありました。
工房に持込、ワイヤーケーブルを加工します。
金やプラチナだけではなく、ステンレスリングも加工していますので、
ステンレスフックの加工は得意です。
Amazonさんで、赤のビニールが巻いてあるワイヤーを購入しました。
415円でした。
写真下が外した古いワイヤーケーブルです。だいぶ老化しています。
ステンレスフックを溶接して、ワイヤーを固定します。
赤い矢印部分が、ステンレスフックに溶接した部分です。
以前ついていたフックは鉄製でしたのでさびがひどいです。
このような理由からフックをステンレス製にしました。
トレーラー側の取り付け部分は定期的に交換ができるように、ステンレス製の
リングキャッチ6号(試用荷重は150kg)を、やはりAmazonさん
で292円で購入しました。
ワイヤーの使用荷重は50kgですので、フックよりも先にワイヤーが切れます。
安全を考慮して一定以上の力で切れないと危険です。
万が一、ヘッド車とトレーラーの連結が外れてしまった場合に、
ワイヤーが引っ張られてトレーラー側のブレーキが効けばいいわけです。
連結を支える必要はなく、支えるとかえって危険です。
ヘッド車がブレーキを踏んでトレーラーがヘッド車に激突したり、
トレーラーに引っ張られてヘッド車が横転したりしてしまいます。
フックが破損するのではなく、ワイヤーが切れることが安全です。
綺麗になった、ワイヤーケーブルで安全運転を心がけます。
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ブログ更新 彫金師 平尾
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