ラシュシュブログ

2020東京オリンピックの矛盾

東京五輪が開催しました・・・・が、
みなさんは賛成ですか?反対ですか?
賛否両論はあって当たり前ですが・・・
コロナ感染数が加工最高の1万人超えという事態に・・・。

賛否云々の前に、、五輪を楽しめるか否かが重要です。

国民の多くが開催に反対という異例ずくめの東京五輪が2021年7月23日、開幕しました。
やるべきではない五輪をやってしまったのである。

五輪での感染の有無は問題ではないのです。
五輪が開催されたことを、わたしたち一般市民がどのように受け止めたかが重要です。
国は五輪を開催して、国民には自粛をお願いする矛盾

五輪、本当に世界のためのスポーツの祭典だったら・・・
どうして【コロナが落ち着くまで待ちましょう!】って、言わないんだろう。
そこに答えが出ているのです。

・お金の使い方を間違えている。
復興五輪という趣旨からもかけ離れたオリンピック
・首相は「やめるのは簡単」と言ったが、簡単なら「すぎにやめて」もらいたい。

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スポーツ業界に「はびこる」勝利至上主義
選手たちは強さを価値だとみなし、その結果、出来ない人は劣った存在となる。

コロナ感染した対戦相手のサッカー南アフリカ代表。
「自分たちにっとっては得でしかない」と、言い放った日本代表、
久保健英選手の言葉は残念で情けない。

行き過ぎた能力主義は多様性の尊重やフェア精神とはかけ離れた存在。
「より速く・より高く・より強く」という優生思想
社会あっての人という生き方では、生産性が人の価値基準となる。
「人あっての社会」となれば、互いに認め合え居場所ができる。

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もう一度、東京五輪の意義を考えなおしてみたい。

「人類がウイルスに打ち勝った証し」と言っておきながら過去最多の感染数、
人流を抑えると言っていますが、五輪開催って矛盾してませんか???

人流を抑えるといっておきながら、五輪は開催する。

新型コロナ感染者数は五輪開催の中、過去最高の1万人超えです。
東京都では過去最高の3800人超えとなっています。

五輪選手から運営側や支援者への感謝の言葉はあっても、医療従事者や
コロナで苦しんでいる人への、想いが発せられることはありませんでした。

国際オリンピック委員会とテレビ局のための開催と強く感じます。

 

飲食店関係者は・・・
「五輪を開催したのに、なぜ営業を自粛しなければならないのか」
若い人の声を聴けば・・・
「五輪をやるのだから、仲間と一緒に飲んでお祭り気分を味わいたい」
五輪開催が気を緩めてもいいという宣伝になってしまった。

自粛自粛というけれど・・・

2032年開催のオーストラリア大会の後は、五輪発祥日であるギリシャで開催してもらいたい。
そうすれば、利権はある程度防げると思う

 

今一度、皆さんでよく考えていただき、今後どうしたらよいかを一人一人が真剣に答えて、
次回の選挙には答えを出す必要があります。

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ブログ担当 彫金師 平尾