修理事例

外れなくなってしまった指輪の切断

リングカッター

長年、外さずにお使いになっていた指輪が抜けなくなってしまったと、お電話いただきご来店頂きますお客様が増えております。

リングカッターで指輪を切れば簡単に外れますのでご安心ください。

切断風景

指輪下にアームを入れて、指が傷つかないようにします。

カッターで、ゆっくり切断していきます。

指輪 切断

切断完了です

1~3分くらいのお時間で指輪を切ることができます。指輪のどの部分を切るかがポイントとなります。

切っていい場所と、切られては困る場所がありますので、リングのサイズ直しをしてお使いになるときは、専門店での切断をお勧めいたします。

職人さんの手は、毎日のお仕事のため汚れが落ちません。仕事をしている証です。

リングカッター (36)b

 彫刻を復元

サイズ直し完成です。

リングカッター2 (1)b

こちらのプラチナリングは、指輪全体に彫が入れてありましたので、復元させていただきました。

指輪を切る場所が大切

消防署や病院などでも、指輪を切ってくれますが、無造作に切断しますので、指輪のサイズをアップして直す場合は、直しやすい場所を切ることをお勧めします。変なところを切ってしまうと、修理代金が高くなります。

また、先日お越しいただいたお客様は、病院で指輪を切ってもらったそうですが、切断後に無理に開いたため、ダイヤモンドが外れてしまいました。こちらも、ダイヤモンドの石留め料金が加算されます。

ダイヤモンドが紛失しないだけよかったです。

 

外れたダイヤモンド

ステンレス、タングステンなどの指輪は危険

ラ・シュシュでは、長年使いっぱなしで外れなくなってしまった指輪は、なるべく切断せずに指から抜くように心がけています。糸を使って、指の皮をたるませないようにして、徐々に抜いていく方法です。

この方法で抜けない場合は、指輪をリングカッターで切らさせて頂きます。

リングカッターの切断料金は、リングの太さにもより違ってきますが、1,000円~となります。

しかし、今はやりのステンレスや、タングステンの指輪は切断できないため大変危険です。

事故などで指が腫れてしまい、指輪を外したいが外れないなど・・・いかは実例です。

治療のため、指輪を外そうとしたが、どの工具を使っても切れなかった。消防署(119)、病院等でも外すことはできず、診察した医師には“指輪をしていると手術ができない。指輪がとれず、指先に血液が通らなくなったら指を切断する可能性がある”と言われた。なんとかならないか』という切羽詰まったものだった。

安易に、ステンレスやタングステンの指輪の着用は危険ですので、着用には十分に注意してください。

ラ・シュシュからのアドバイスでした。参考にして頂けたら幸いです。

気になる方はLINE、またはお電話でお問い合わせくださいね!

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ラ・シュシュ

ブログ担当 天夢天夢