指輪リングの破損修理 プラチナPt585 刻印の入れ直し
こんにちは!ラ・シュシュスタッフの富田です🍊
昨日はとってもおいしいみかんを食べました🍊💛
去年退職された先輩が、ラシュシュスタッフ全員に送ってくれました💕
なんと一つ一つ箱に入っていて、とてもビックリしました😳
切れてしまったプラチナ585リングの修理 刻印の入れ直し
今回ご紹介いたしますのは、切れてしまったプラチナ585リングの修理事例です。
破損修理と刻印の入れ直しを行いました。
素材はプラチナ585という大変珍しい素材のリングです。
プラチナの含有量が58.5%と、
通常流通しているプラチナ900より含有量が大幅に少ないため、
プラチナ以外の含有物が多いことから加工も難しく、お断りするお店も多いそうです😞
💡ちょこっと豆知識💡
リングやネックレスの素材はお品物本体に、その素材名が刻印されています。
プラチナ900だったらPt900、18金だったらK18というふうに刻印がされていて、
このプラチナ900の 900 という数字はプラチナの含有量を表しています。
プラチナの場合、1000が100%となり、900というのは90%を指します💡
こちらのお品物、刻印部分が切れてしまっています…
このようなお品物を修理する場合、熱を加え、溶接することで破損を修理します。
そのため、金属が溶けて破損部分の刻印は消えてしまいます。
こちらのお品物の場合、”K to M”の刻印はほぼ消えてしまいます。
リングや他のジュエリーに刻まれた刻印は、
お客様の大切な思い出を刻印にしたものが多く、出来れば消したくないものだと思います。
当店も同じ思いでいます。
そのため、今回の加工では、お客様と相談を重ねてうえで、刻印の入れ直しを致しました。
またリングのサイズが、切れてしまったことによって変わってしまっていました。
画像では11号の場所にリングがはまっていますが、これは歪みによるものですので、
10号仕上での加工を行いました。
こちらが加工後のお品物です。
きちんと10号に仕上げられていますね✨
刻印の部分を見てみましょう…
しっかり刻印されています✨
お客様のご希望により、加工前の刻印と似た字体での刻印を致しました。
破損による歪みも綺麗に直っていますね💍
当店では加工内容をお客様に納得していただけるよう、
お客様一人一人に向き合い、相談を重ねたうえで決定をさせていただきます。
お客様自身の想い出、想いを大切にしながら、修理、加工を行っております。
もし、修理に対する不安や、分からないことがございましたら、
ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ✨
【手作り結婚指輪&ジュエリー リフォーム&ジュエリー修理の専門店】
群馬県高崎市上並榎町73-3 LA CHOU CHOU(ラ・シュシュ)
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